明確な意志

わすれたことをわすれないためにわすれたことをわすれるのはわすれられた

レクサプロ備忘録 2021/09/22「努力と人生劇場」

 

 

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結局自己満足ではあるが、そこからどう抜け出すかが問題となってくる

自意識を限りなく削り落とした先には、作品の価値しか残らない

ただ、いい音源だと思うので、そこは評価してもいいんじゃないでしょうか 

がんばったで賞ですね

 

中国では寝そべり族というものが流行っているらしい

競争社会に疲れた若者が、欲求をそぎ落とし質素でダラりとした生活を送っている。

形成過程や意義などにはもちろん違いがあると思うが、ヒッピー文化に近いようなものができていると考えるとすごく気分がよくなる。

ギークハウスのような思想が広まるのも時間の問題かもしれない。大学もいらないとか言われてるし、全体よりも個人の幸福を追求する流れは昨今のブームでもあるから、働きアリの法則が顕著に浮き彫りになっていく、そんなのを期待してます。

反体制、ラブアンドピース、自然にかえってみな平等幸せライフスタイルのヒッピーを待ち受けていたのは、世界情勢の変化による全体的な基盤の崩壊による過剰不安だった。守られている側が守られていないスタンスをとることで成立していた文化は、弱者の権利を利用した週末キャンパーとさほど変わらなかったのか、ラブアンドピースは夢のまた夢の夢夢幻想であったのか、中国の寝そべり族に思想のスパイスが加わることでだんだんと明らかになっていくと思う。

 

高校生の公開告白動画はYoutubeなどにたくさん上がっていて、それを視聴することで精神的な自傷を行うことができる、これは感傷マゾというよりかは、ただマゾな行為だと思う。

加えてハニーワークスの楽曲を加えると完璧で、かなりクオリティの高い心身エグり行為が実現できる。ついでにTiktokも流しっぱなしにしていると完璧で、ディズニーで付け耳をしたイケイケ集団を眺めて涎を垂らす23歳が爆誕する。

もう少し苦しんでもらおうかしら。人生劇場はエグればエグるほど出汁が溢れ出て、Twitterの脂と調和しスマホの熱で溶け込むのであった。秘伝のスープの作り方は動画概要欄をご覧ください。

 

人生劇場的な観点だと自然回帰はNOなのか? 結局は人生をゲームのようにプレイしても、欲を抑えたまま生きるのはりんごを食べた人たちには到底厳しいもので、胎児が生まれたくないと願うのはただの努力賞に過ぎないのと一緒のような無念さがある。

 

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大学の図書館にあったが、研究室単位で貸し出しがされているタイプの本らしく、申請を送ったが返事が来ない。別ジャンルの大学院生に貸すのは少し躊躇われているのかもしれない。ウチはひたむきな学徒なのに...

 

就活と読書を並行して今日は終わりとする。

本選考が始まっているところもチラホラとあるらしい。後で知って後悔することが多いタチであるから、そういうのは防いでいかなきゃ。