明確な意志

わすれたことをわすれないためにわすれたことをわすれるのはわすれられた

レクサプロ備忘録 2021/10/07「はみ出た尊重」

お酒を浴びるほど飲んだため、起床即二日酔いといった様相だった。

起きた瞬間身体が痙攣していて、細胞ひとつひとつがとにかく水分を要求してきた。ふらつきながらキッチンへ向かい水道水を胃に流し込んだ後、コンビニでデカいポカリを買って一気に飲み干した。

アルコールを摂取したのがまるで嘘だったかのように最高の気分で起床できるため、お酒を飲む前はヘパリーゼを必ず飲むようにしているが、今回は量が量だったのでその鉄壁の守りもいとも容易く破られてしまった。むげんのかべと同レベルと思っていたが信用はなくなった。一度崩れた信用は簡単に戻らないので、ヘパリーゼ側のこれからのアクションに期待してます。

エンコ詰めんといけんのとちゃうんけ?

でもなんやかんやで二日酔いを防止しようとした形跡が部屋の至るところにあり、2Lの水のペットボトルは蓋が空いたまま床に落ちていて、机の上では太田胃酸がコカインみたいな散らばり方をしていた。

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三宮のプッシャーから押し付けられたのかと思って焦った。

拭き取ろうと箱ティッシュを抜き取ると、そこからも太田胃酸の粉が一緒に飛び出した。

片付けと二日酔いのケアをしていたらいつのまにか昼過ぎになった。

無限飲酒編では、人は簡単に負ける。お前も鬼にならないか?

土日の一日を前借りして、今日は透明な日とした。

 

昨日はレクサプロは絶対飲み忘れないぞ!と思ってたのでしっかりと目視をしつつ服薬したが、残りの錠数から察するに、どうやら2錠飲んじゃったらしい。

幸い身体にはなんの異常性も出なかったのでありがたい。でも脳が変に減薬の判断をしてしまうと思うと不安。

気をつけの体制をとる。

 

今度こっちに来るエジプト展にも行きたいし、六甲山にサウンドシステムを持ち込んでレイブパーティもしたい。研究も傍から見ると面白いことをやっているのかもしれない。脳みそが冷たいボウルで一晩寝かされたみたいにクリアだった。タラの白子を想像した。

 

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タバコを吸いたくなる場所を発見した。上を向いて歩こうの曲に倣って、スマホを見ながら歩くのではなくできる限り色んな方向へ目を向けるようにしている。

交差点にばかり目がいく場所なので、たまにはと思いふと上を見上げると発見した。

 

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ここから交差点を見下ろすと気持ちいいんだろうな〜

京大の吉田寮みたいなところに住んで、夏はタンクトップ一枚になってベランダでタバコを吸う学生生活がしたい、という話をしたらカブれすぎだと言われた。

都会には吉田寮みたいな場所がたまにある。都会全体でテトリスをした結果、田舎では雑草が生えているような空白のスペースに、ワンブロック分だけ消し忘れてもうどうしようもなくなったあぶれた風景が析出する。土地計画から見ると明らかに異質で、そこがその土地の性質を真に代弁している。あぶれた因子がそこだけに集中している。

 

お酒がその人の真理を暴くなら、そんな簡単に暴かれてはたまらないと思う。

 

財布を持たずにPayPayだけで昼ごはんを確保しようとすると、宮本むなしの券売機の前で立ち尽くすことになる。割引のパンを胃に詰めた。太田胃酸とパン。太田胃パン。