明確な意志

わすれたことをわすれないためにわすれたことをわすれるのはわすれられた

レクサプロ備忘録 2021/10/24「発熱」

昨日2回目のワクチンを打った。

前情報で聞いていたように、1回目よりも確かに痛みが強く、身体にズシンと異物が挿入される感覚があった。

副反応は次の日から現れてくることが多いらしく、とにかく耐えるエネルギーを貯めるために夜ご飯をいっぱい食べた。

 

そして今日、例に漏れずしっかりと発熱し、節々が軋むような痛みに一日中苦しめられている。

1回目の副反応がまったくなかったので油断していた。今はもうだいぶん楽で、このようにパソコンに向かって文章を打つくらいなら軽々と行えるが、さっきまでは光を見るのも苦しいくらい頭がガンガンしていた。

一瞬だけ反ワクチンの気持ちが強いものとなった。副反応がしっかり現れているということは、身体に抗体がちゃんと作られていることの証明にもなっているので、そこのあたりは安心できるのだが、もっとスマートな方法で知らせてほしいと思った。抗体が作られたら頭上に「○」と書かれた旗が立つとかならコミカルでもっと愛せたと思う。

 

発熱を感じるのはひさかたぶりだった。弱いインフルエンザのような倦怠感に懐かしさを感じた。なにも考えないまま(というか考えることができないまま)、ただ天井を見つめて自分の身体に祈る行為を通して、本質的なひとりを汲み取った。だから人間は社会性のある動物なのだった。

 

レクサプロと頭痛薬を多量飲んだ。胃には迷惑をかけっぱなし

 

本来ならこの土日にサボり続けてきた就活を進めるつもりだった。やらなきゃやらなきゃ...とただ考えるだけで、結局はスカウトサービスから送られてきたメールに返信するだけのゆるい就活をやっているばかり。不健全さから生じる苦味を舐めている。

しかし声をかけていただけるだけでも本当にありがたい。明日は子会社系SIerの一日インターンに参加させてもらえることになった。子会社への新卒就職はあんまりいいウワサを聞かないけど、それをしっかり確認できればと思う。

 

最近は親に甘やかされているなと思うことが多くなった。甘やかされるのは大変居心地が悪い。甘やかされなくてもいいようになりたい。

 

GOTOがあるなら、ひとりでもいいから安い旅館に泊まって根を生やしたい。自分ひとりのために楽しいことをすることに抵抗感があった。自己肯定感はこういうところから狂ってくる。自己肯定感のことをずっと言っている人はあんまり好きじゃない。

 

寝込んでいたため返信できなかった連絡が何個かある。それに返信して今日はもう早めに寝てしまいたい。研究も就活も進められず、ただ体力のために寝続けた土日だった。蓄えたエネルギーをバネに、10月最終週でガッツリと研究を進めたい。中間発表は泣けばなんとかなる。

 

恋愛リアリティー番組を見て楽しめる身体になりたい。