日記をつけている
2019年の手帳がボロボロになった.
慰めに新しい手帳を去年の暮れに買った.
真っ赤でかっこいい.
もともと手帳なんていらなくない? といった派閥だったが, 記憶の外付けハードディスクを持っていないとサークルのスケジュール管理をするにあたってかなりの不都合が生じたため, 大人しく先人の知恵に従った.
使い始めると意外や意外, 昔から小さいノートにいろいろ書き込むのが好きだったため, スケジュールデコにどっぷりはまってしまった.
しかし, 一日一日を時間帯にわけてスケジュールを書き込むページがどうも性に合わず, 使いどころに悩んでいた.
うまいこと活用すべく, すごい早さで過ぎ去っていく毎日のしっぽを捕まえるために, 数行の日記をつけることにした. 人間は君の顔の輪郭を忘れていく生き物なので...
たまに見返すと, 数ヶ月前の自分がちゃんと生活できていたこと, 逆に生活不全であったことを思い知らされて, 心なしかシャンとする意欲が湧き前向きになった気がする. あと単純に書くたびに紙をガリガリと摩耗させていくわけで, 手帳の手馴染みも良くなる. 愛着も抜群.
人間はこのように, 精神の摩耗とささくれをいたわりながら暮らしています.
自責の念も生まれるので.