明確な意志

わすれたことをわすれないためにわすれたことをわすれるのはわすれられた

レクサプロ備忘録 2021/09/28「暗くて明日が分からないわ」

これまでに飲んだはずの錠剤の量と、手元にあるべき残りのシート数が釣り合わなくなっていて完全にパニックになった。どこかの日に飲み忘れたか?

一日飲み忘れるだけでキツめの離脱症状が起こることがあるらしく、血眼と血脳になって原因を探し考えたが、どうやら持ち運ぶ用にハサミでシートをちょん切ったものが筆箱やらカバンやらに散らかっていたらしく、数え直すと全ての辻褄があった。

備忘録が備忘録のテイを成しておらず、落ちこんだ。

これからは服薬することを宣言するような文言を書き連ねた後、日記の記述を始めることで飲み忘れを防止したい。

落ち込み悔やみながらシャワーを浴びた結果、洗顔を2回した後に頭を2回洗った。

思わず腰が抜けて壁に寄りかかるほど落ち込んだ。ボーっと生きすぎている。

 

煉獄さんががんばったから、これくらいもがんばれるよね?と親からのDVを受けている子供が、日本のどこかにいるかもしれない。

 

ラーメン評論家が燃えていた。ラーメン屋のガスコンロは出力がすごいとバイトで学んだ。

昭和軽薄体とインターネットの背脂がミックスしたような文体でつらつらと経緯の報告をした結果、燃えていた。

このスタイルがおじさん構文と酷似している、またはその最も完璧な一例だと話題になっていて、トレンドはもちきりだった。

しかし、ネットスラングや話言葉の流行とスタイルは廃り流行りを繰り返すもので、ハイカラやらモダンやら言われながら、時には過去のものとなった言の葉に想いを馳せることもあるでせう。椎名林檎ファンの人は理解しているらしい。となると、今回燃えたのは「おじさん」の今にも弾け飛ばんとするような肉肉しい自我と、会話のキャッチボールをひとり二役で行うことを、仮装大賞に出ているかのごとく振る舞う意識のそぐわなさが読者の琴線に触れたから、だと考えた。

なにがおじさんをおじさんたらしめるのかはまだ知るよしもないが、未来の自分がそちらの方面から手招きをもらうことは、なんとか免れたいと思う。

 

全員がナマコのラブライブ!でも、100年後になると萌えているし、同人サークルは軒並み壁サーとなる。

 

同年代の女の人が全員年上に見える。

 

インターネットブロガーのARuFaが行くところまで行ったらこんな記事書くのかなあと、バイト中にウズラの卵を見て思った。少し倫理観に欠けている内容なので、ここに書くには余白と監視の目が多すぎる。ただ、人間が新たに生命を作り出すのは、案外簡単なのかもしれないと心が軽くなった。将来ひとりになったらやってみようと思う。

 

同年代の女の人が全員年上に見える。

 

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砂浜に足の踏み場がないほどハリセンボンの死骸が転がっていたが、浅瀬からこちら側をただ見つめている生存個体が、薄黒い目をしてぼんやりと浮かんでいた。手を水面に近づけても逃げなかった。

 

同年代の女の人が全員年上に見える。